スピードラーニングの関に

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」には大きな責任が伴う

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」

 

スピードラーニングはこの宣伝文句は、連日テレビやラジオ、新聞やインターネットの広告を通して日本全国に発信されている。

 

実際のところ、スピードラーニングは体験者が300万人を突破し、英会話教材シェア1位と販売元が自ら発表をしている。

 

まずはこの300万人という数字のすごさを考えていただきたい。

 

子どもや老人などすべての日本国民を含めたとしても、日本人のおおよそ40人に一人はスピードラーニングの体験者ということだ。

 

分かりやすい例として、1クラス30人と仮定すれば、クラスに1〜2人はスピードラーニングの体験者がいるというわけだ。

 

この数字は英会話教材としてはかなりのものだと筆者は思う。

 

そして、このように体験者が多く、日本でもっとも販売実績のある教材だからこそ、ある意味、大きな責任が伴うのも事実だ。

 

筆者が考えるところ、英語に関連する企業や仕事というのは責任が非常に重たいものだと思う。

 

例えばスマートフォンを販売する企業があったとしよう。

 

その企業が性能の悪いスマートフォンを消費者に提供し、消費者がそれを3年間使ったとする。

 

たしかに、使っている間は多少なりとも不便な思いはするだろう。

 

しかし、そのせいでその後の人生が大きく変わってしまうということはないはずだ。

 

なぜなら、性能の悪いスマートフォンを使用したとしても、それが就職や転職、昇進に悪い影響が出るとは考えがたいからだ。

 

だが、これが英語となれば話が変わってくる。

 

筆者も英語講師をしているが、例えば、転職を目指し、筆者の元で3年間英語を学んでくれた人がいるとする。

 

ここで筆者が中身のない授業や、間違った学習方法の授業を提供してしまえば、それは彼にとって大きな悪影響を及ぼすことになってしまうものだ。

 

せっかく3年間も授業料を支払って勉強したのに、英語の上達がなく、転職できなかった。

 

もしこうなってしまったら、筆者は彼の人生を悪い意味で変えてしまったことになるのだ。

 

今の日本ではやたらと英語が求められ、英語の必要性が高まり、英語の勉強をしている人が多くいる。

 

日本人の人口は減りつつあるが、英語を学ぶ日本人は増えている。

 

英語を学ぶ人は、自分の仕事のため、受験のためなど将来を見据えている人が多いのが事実だ。

 

そして、自分の英語習得度合いによって人生が変わってくる。

 

このように「英語」は今の日本人にとって重要で、英語に関連する商売をしている企業はある意味、大きな責任を背負っているとも言える。

 

これは企業レベルの話でなく、そういった企業で働く筆者のような個人レベルでも同じだ。

 

良くも悪くも人の人生をいとも簡単に変えてしまうものだからだ。

 

だからこそ、英語に関連する事業をする企業、英語に関連する仕事をする人は責任を持って日々の業務に取り組む必要があると思う。

 

そして、その中でも体験者が300万人を超え、英会話教材シェア1位のスピードラーニングはなおさらこのような姿勢が求められているはずだ。

 

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」

 

このような魅力的な教材を開発し、多くの人がその教材を使って学習をしているのは事実であり、それには本当に大きな責任が伴うのだ。

 

ある意味、今後の日本を背負っているとでも言えるのかもしれない。

 

英語が話せるようになるための「聞き流すだけ」であり、このようなことはないと信じているが、教材に興味を持ってもらうための宣伝文句としての「聞き流すだけ」では決してあってはいけないと思う。

 

そして、私自身も個人レベルでしかなく、その影響力は微々たるものだが、英語を教える者として、人の人生に良い影響を与えられる授業を提供できるようになりたいものだ。

 

 

スピードラーニング画像14